8K戦争…サムスン、公取委にLG広告提訴で対抗
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.22 10:38
サムスンとLGエレクトロニクスの「テレビ戦争」が激化している。業界によると、サムスン電子は18日、LGエレクトロニクスを相手取り公正取引委員会(公取委)に提訴した。LGエレクトロニクスが先月、サムスン電子を公取委に申告したことに対抗する提訴だ。サムスン電子は、LGエレクトロニクスが広告を通じて客観的証拠もなくサムスン電子のQLEDテレビを貶して表示広告法を違反し、QLEDテレビと8K技術を誹謗して公正取引法をそれぞれ違反したと主張する。
サムスン電子側は公取委に「LGエレクトロニクスが客観的な根拠もなく『QLEDテレビのブラックは正確でない場合もあり、カラーは誇張されることがある』と主張したのは表示広告法違反に該当する」と指摘した。また、サムスン電子はLGエレクトロニクスがサムスンのテレビに対する暴言と認識される場面まで使用したとして激しい反応を見せている。LGエレクトロニクスは先月公開したOLEDテレビの広告映像で「FELD」と「ULED」「QLED」「KLED」の名称を順に羅列した。一部のインターネットユーザーはこのうちアルファベットの頭文字をつなぐと英語のスラングの変形(FUQK)になるという解釈まで提起しているということだ。