【リセットコリア】首相訪日が徴用解決法用意の分岐点になるべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.21 07:41
明日22日、韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相が日本を訪問する。令和時代の徳仁天皇即位式を祝うためではあるが、ここで注目するポイントは、果たして李首相が最悪の状況に突き進む韓日関係を劇的に転換する変曲点を作り出せるかどうかだ。首相の外交日程としては異例というほど非常な関心を集めているのは、行き詰まった韓日関係を解くために時期的に絶好の機会であるというだけでなく、日本のことをよく知る首相が持つ政治的地位と力にかける期待も一役買っている。
今、韓日関係は底が見えないほど墜落を繰り返している。2012年以来、韓日関係は長期的悪化状態に置かれているが、昨年10月の大法院強制徴用判決以降、急転落下を繰り返してきた。徴用判決の結果として、日本投資企業の韓国内資産に対する強制執行過程が進み、日本の反発と不満は極度に高まった。ついに今年7月、日本は韓国に対する輸出規制強化という経済報復処方を出した。これに激憤した韓国は対抗措置として、8月に韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了を宣言した。