量子ドットOLEDにサムスン13兆ウォン投資
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.10 11:48
サムスンが忠清南道牙山(アサン)の湯井(タンジョン)ディスプレー生産ラインに約13兆2000億ウォン(約1兆1900億円)を投資する。サムスン電子が今まで研究してきた「量子ドットディスプレー」に対する追加の大型投資が軸となる。
業界によると、サムスンディスプレイは10日、牙山湯井事業場で李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長、李東燻(イ・ドンフン)サムスンディスプレイ社長ら役員と政府関係者が出席した中、大規模な投資計画を発表する。
今回の投資を通じてサムスンは湯井液晶(LCD)ラインの一つ(L8-1)を次世代ディスプレーの「量子ドットOLED」(QD-OLED)に転換する方針だ。ラインの転換に約10兆ウォンの費用がかかり、残りの3兆2000億ウォンは研究・開発(R&D)に投資する。