弾道ミサイルとは次元が違う…米国の逆鱗に触れた北朝鮮のSLBM
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.02 18:06
北朝鮮が2日、発射したミサイルをめぐり軍内外では「国連安保理決議に違反した水準を超え、米国の逆鱗に触れた」という話が出ている。このミサイルが性能の改善を成し遂げた潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)潜水艦から発射されたことが事実であれば、国際社会にとって大きな脅威になるおそれがあるという意味だ。
合同参謀によると、北朝鮮は同日午前7時11分頃、江原道元山(カンウォンド・ウォンさん)北東の海上で東海(トンヘ、日本名・日本海)方向に弾道ミサイルを1発発射した。このミサイルが最大飛行高度910キロメートル余り、距離約450キロメートルと検出されたことなどを挙げ、合同参謀はこれをSLBMと推定している。今年に入り10回短距離弾道ミサイルを発射したものとは次元が異なるという評価が出ている。
更に、ミサイルが3000トン級潜水艦から発射されたとすれば、問題がより深刻になるというのが軍当局の判断だ。過去のSLBM武力示威より脅威の水位がはるかに高くなったということだ。北朝鮮は2015年5月から2016年8月までに4度にわたりSLBMの発射実験を敢行した。この時動員された潜水艦は2000トン級の新浦(シンポ)級の潜水艦だった。