WTO、日本製空気圧バルブ「韓国判定勝ち」最終報告書を採択
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.01 06:46
2015年、韓国政府が日本製空気圧伝送用バルブに対して5年間で11.66~22.77%の関税を賦課すると決めたことに関連し、世界貿易機関(WTO)が韓国の措置はWTO協定に反していないという趣旨の報告書を最終採択した。2016年3月から3年半にわたって行われた韓日間訴訟に終止符が打たれた。
WTOは30日、紛争解決機構(DSB)を開き、2審の上級委員会の報告書内容に手を加えることなくそのまま採択した。上級委員会は今月10日、該当の訴訟に関する争点13件のうち10件について韓国側の勝訴を決めていた。実体的な争点9件中8件、手続き的争点4件中2件で韓国が「判定勝ち」した。