WTO韓日戦「一発勝負」の可能性…「1審で勝負を決めなければ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.17 07:45
世界貿易機関(WTO)韓日戦の幕が上がった。韓国政府が秋夕(チュソク、中秋)連休直前の11日、輸出規制措置が不当だとし日本をWTOに提訴したことを受けてだ。7月4日、日本が先に攻撃を開始して2カ月以上やりとりした攻防が国際機構で本格化する様相だ。日本に対抗する韓国の戦略と展望を専門家を通じて聞いてみた。
まず注目するべき点は戦いの舞台がWTOという点だ。梨花(イファ)女子大学国際大学院のチェ・ビョンイル教授は「自由貿易を擁護して不公正な世界貿易秩序を正すことがWTO設立の根拠だが、無条件に趣旨に従うものではない」とし「WTOは最近、環境保護や食糧・安保問題のような国別の『政策主権』をバランスよく考慮しようとする傾向」と説明した。原則論だけを前面に掲げたからと言って必ず受け入れられるわけではないということだ。