「南北関係の変化ない、または悪くなるだろう」否定的な見通しが半分超える
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.26 11:10
「今後南北関係が変化がないか、または悪くなるだろう」と答えた国民が52.9%で、「良くなるだろう」という回答率(44.5%)を上回ったということが分かった。南北関係に対する否定的な見通しが肯定的な見通しより多くなったのは2017年末以降1年9カ月ぶりだ。2月末ハノイ第2回米朝首脳会談決裂以降、南北関係の停滞局面が持続し否定的な見通しが多く増えたと分析されている。
民主平和統一諮問会議(民主平統)が17~18日、全国成人男女1000人を調査して25日配布した「2019年第3四半期国民統一世論調査」の結果によると、今後の南北関係をどのように展望するかとの質問に「良くなるだろう」と答えた回答者は44.5%だった。第2四半期(6月)の統一世論調査で53.8%だったが、9%ポイントほど下落して50%割れとなった。一方、「変化がないだろう」(40.4%)「悪くなるだろう」(12.5%)と答えた回答者が合わせ52.9%となった。第2四半期の調査でそれぞれ34.3%、8.7%だったが、3カ月ぶりに否定的展望が大きく増えたからだ。