【コラム】日本克服、言語生活から=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.22 11:50
題名でコラムの内容をある程度推測されそうだ。過去の問題が日本との経済対決の様相に広がって2カ月ほど。日本製品を買わず日本旅行を控えるのも良いが、日本の影が他のどの国より濃厚な韓国の言語生活もこの辺りでちょっと振り返ろうという話だ。
事実、既視感程度ではなく記憶がはっきりしているほどに日本語式用語の純化はしばしば韓国の関心事だった。解放直後から日本の残滓を洗い落とすのに関心を傾けてきたという。1990年代には日本語式がとりわけ激しい建設分野の用語だけを別に集めて純化案を作ったりもした。国立国語院は2005年と2006年に連続して「日本語式用語純化資料集」を発表した。(国立国語院チョン・ヒウォン語文研究室長)
それでも依然として使うと問題、少なくない場合、日本語式なのかもわからずに使うというのが問題といえば問題だ。たとえば国民食と言える「チャンポン」が日本語だ。韓国式表現は「チョマミョン」だ。だが国立国語院はチャンポンをあえてチョマミョンに変えて使えとは勧めない。あまりに韓国語のように定着しているからだ。食べ物でなくてもあれこれかき混ぜる時にチャンポンというという新しい意味も追加された。