韓経:サムスン、最高性能の第4世代SSD量産
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.20 15:33
サムスン電子がデータを保存する半導体(NAND型フラッシュメモリー)の一部にエラーが発生しても正常稼働するSSD(ソリッドステートドライブ、ハードディスクより速度が速いデータ保存装置)新製品を発売した。主要顧客のサーバー・データセンター企業のSSD交換費用の負担を減らす「革新製品」と評価される。
サムスン電子はソフトウェア革新技術3種類を適用した歴代最高性能の第4世代SSD製品を先月から量産していると19日、発表した。計19種類で保存容量は0.8テラバイト(TB)から30.72TBまで。
代表的な革新技術はNAND型フラッシュメモリー半導体にエラーが生じてもSSDが問題なく作動する「FIP(Fail-in-Place)」だ。超高容量SSDに入るNAND型フラッシュメモリーチップ数百個のうち1つでも問題が発生すれば全体を取り換えなければいけない問題を解決した。チップのエラー感知、損傷したデータ検査、原本データ正常チップ再配置などの技術で構成された「エラー処理アルゴリズム」で問題を解決する。