北朝鮮また「通米封南」、ウラジオストクで韓国との会議すっぽかす
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.11 09:25
米国と9月末に非核化実務交渉をする意向を明らかにした北朝鮮が、先週韓国が参加する韓ロ朝半官半民会議(1.5トラック)はボイコットしていたことが10日、確認された。
匿名希望の政府関係者は「3日から6日までロシア・ウラジオストクでロシア主催で第5回東方経済フォーラムが開かれた」とし「フォーラム期間に韓国・北朝鮮とロシア当局者や専門家が参加する3カ国経済協力会議を進行することにしたが、北朝鮮側が突然欠席したため実現しなかった」と述べた。この関係者は「当初、5日午前10時頃にロシアのアレクサンドル・コズロフ極東開発部長官と北朝鮮の対外経済省(旧貿易省)関係者、韓国の北方経済協力委員会に関与している専門家が集まり、羅津(ナジン)ハサンプロジェクト進展のための協議を進行する計画だった」とし「しかし、北朝鮮側が前日の4日夜遅く、『技術的な理由』を挙げ会談に参加しないと通知してきたため会議自体が開かれなかった」と説明した。
羅津ハサンプロジェクトとは、ロシア極東の国境地域であるハサンと北朝鮮の羅津港を結ぶ54キロメートル区間の鉄道の改修・補修と羅津港の現代化事業、複合物流事業などを骨子とする事業だ。