【社説】注目されるビーガン代表の在韓米軍縮小検討の発言
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.09 09:29
スティーブン・ビーガン米国務省対北朝鮮特別代表が北朝鮮非核化の進展がある場合、在韓米軍縮小を戦略的に見直す可能性があるという意向を明らかにした。非核化の進展を前提としたものだが、韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄決定以降、韓米同盟の亀裂に対する懸念が高まっているなかで出てきた米当局者の言及ということから注目せざるを得ない。
ビーガン代表は6日(現地時間)、講演で「北朝鮮の完全な非核化と交換して在韓米軍の駐留を縮小することができるか」という質問に「われわれはそれとは非常にかけ離れている」としつつも「進展がある時使用可能な多くの戦略的再検討があり得る」と答えた。彼は「緊張が緩和されれば韓国軍隊が戦争に備えるために一年中訓練する必要がないだろう」とも話した。