菅氏「徴用判決の解決を」 金鉉宗氏「歴史を書き換えているのは日本」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.29 08:11
日本が結局、韓国を「ホワイト国(安保友好国)」から除外した。日本政府は28日から、先端素材・電子・通信・センサー・航法装置など戦略物資を含む約1100品目を韓国に輸出する際に適用してきた優遇措置をなくした。青瓦台(チョンワデ、大統領府)の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長はこの日の会見で、「日本の今回の措置に強い遺憾を表す」と明らかにした。河野太郎外相が前日「韓国が歴史を書き換えたいと考えているのなら、そんなことはできないと知る必要がある」と発言したことに対し、金次長は「歴史を書き換えているのはまさに日本」と述べた。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領はこの日、蔚山(ウルサン)二化産業団地で開かれた現代モービスエコカー部品蔚山工場の起工式に出席し、「自由で公正な貿易体制が揺らぎ、政治的目的の貿易報復が生じている時期、我々の経済は我々が自ら守るしかない」と述べた。日本がホワイト国から韓国を除外した初日、経済的自強の意志を強調したと解釈される。文大統領は「厳しい時期に有望な企業の国内Uターンは我々の経済に希望を与える」と強調した。中国部品工場2カ所の稼働を中断した現代モービスは大企業工場の最初の国内Uターン事例となる。
◆韓国政府、化学物質許可ファストトラック導入