主人公を外したまま「五輪ボイコット」議論…4年待った選手は気が気でなく=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.08 08:47
選手村で会った選手のほとんどは東京オリンピック組織委員会が福島産食材で作った飲食物を選手団に供給する問題に懸念の色を隠せない。ある選手は「本当に福島農水産物が食事メニューに出てくるだろうか」と問い直した後、「即席ご飯・インスタントラーメン・おかずに水まで準備していかなくてはならないかも」と心配した。五輪メダリストのある選手は「放射能と食事が気になるのは事実だ。オリンピックが一生に一回だけといっても対策と安全が検証されなかった状況で命を賭けて行く必要があるのか疑問」と話した。
オリンピックをボイコットする場合、選手は名誉や各種恩恵(報奨金・年金・兵役など)をあきらめなければならない。むしろこれは小さな問題かもしれない。国際オリンピック委員会(IOC)や種目別国際団体から、今後オリンピックなどの国際大会への出場機会剥奪などの懲戒を受ける素地がある。