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売り上げ100億ウォン減っても1500回挑戦…日本から「素材独立」した韓国企業

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.01 10:19
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日本への依存度は日本が3品目の輸出規制をした半導体とディスプレー産業だけで高いのではない。一般産業用素材にもそのような分野は多い。日本から全量輸入してきた原料用素材を独自開発し、「素材独立」を目前に控えている中堅企業がある。

韓国で即席ごはん容器市場の55%を生産する中堅企業SRテクノパックがその主人公だ。SRテクノパックは韓国の包装容器1位だが、主要素材を全量日本から輸入しているため、思ったほど利益は多くなかった。昨年は472億ウォンの売り上げに14億ウォンほどの赤字を出した。

 
同社の趙泓魯(チョ・ホンロ)代表は30日、「事実上日本の素材が市場を独占した状態のためコスト削減と事業の持続可能性に向け新しい素材を作らなければならないという切迫感があった。新素材開発は私たちには生き残りのための選択だった」と話した。

◇火災で年間売り上げ100億ウォン減っても「Go」

新素材開発は2015年10月に始まった。同社研究陣が全員で取り組んだ。だが思ったようにはいかなかった。食品包装容器に使われる日本製のエチレンビニールアルコール(EVOH)の性能を上回る製品を作るのは容易でなかった。素材を開発する中で同社工場の一部が火災で消失する困難も体験した。これにより一時年間600億ウォンを超えていた売り上げは100億ウォン以上減った。「新製品開発を中断しなくてはならないのでは」という懐疑論が出てきた。だがあきらめなかった。「核心素材を独自開発しなくては会社の生き残りは難しい」という判断が原動力になった。結局SRテクノパックは2年8カ月の時間と中堅企業にとっては少なくない金額である30億ウォンを投資して新素材開発に成功した。この期間に1500回を超える実験が行われた。

◇日本製素材より適用範囲さらに広く

こうして開発された新素材は「GB-8」と命名された。酸素遮断性能が優れたポリビニルアルコール(PVOH)にSRテクノパックが過去に開発した防汚コーティング技術などを加えて作った。PVOHはもともと熱と水分に弱いが、防汚コーティングのおかげでこうした短所をカバーできた。新素材は日本製素材の性能を軽々と飛び越えた。固体型ではなく液体型のため日本製素材より多様な分野に使えるという点も強みだ。

この素材は現在製品化を目前に控えている。実際に韓国の大手食品メーカーなどと製品への適用テストが進められている。趙代表は「韓国の主要食品メーカーはわが社の製品に対する反応が良い方なので即席ごはんやコーヒー類などの包装材に新素材が使われる可能性が大きい」と説明した。市場の見通しも明るい。親環境ブームで欧州など先進国では菓子類をはじめとする各種食品類の包装からアルミニウム素材を除くことを要求しているためだ。

◇「政府が新製品開発以降を考えてほしい」

SRテクノパックの新素材開発は中堅企業でもいくらでも自身のノウハウを土台に日本から「素材独立」ができるということを見せたという点で鼓舞的だ。趙代表は「依然として日本と協力が必要な部分は多いが、核心になる素材は着実に国産化を進める考えで、私たちの小さな成功が他の中堅企業にも『できる』という手本になればと思う」と明らかにした。

だがこれまでの成功が未来の成功を保障してくれるのではない。特に製品開発成功と製品商用化は別個の問題という点も厳然とした現実だ。これと関連し趙代表は新素材開発に成功した中堅企業家として望む点を淡々と話した。

「周辺を見れば新製品や素材開発には成功しても結局量産や商品化という峠を超えることができず倒れる企業が多い。大企業に新製品を無条件で買ってほしいというのでもなく、政府や公共機関が無条件で助けるべきということでもない。ただ、新製品開発後の商品化に必要なさまざまな客観的な検証やその過程で起きる困難を防げる制度的装置が備えられなければならない。それでこそ中堅企業が動くことができる」。



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    2019.08.01 10:19
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    SRテクノパックの趙泓魯代表[写真 SRテクノパック]
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