売り上げ100億ウォン減っても1500回挑戦…日本から「素材独立」した韓国企業
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.01 10:19
日本への依存度は日本が3品目の輸出規制をした半導体とディスプレー産業だけで高いのではない。一般産業用素材にもそのような分野は多い。日本から全量輸入してきた原料用素材を独自開発し、「素材独立」を目前に控えている中堅企業がある。
韓国で即席ごはん容器市場の55%を生産する中堅企業SRテクノパックがその主人公だ。SRテクノパックは韓国の包装容器1位だが、主要素材を全量日本から輸入しているため、思ったほど利益は多くなかった。昨年は472億ウォンの売り上げに14億ウォンほどの赤字を出した。
同社の趙泓魯(チョ・ホンロ)代表は30日、「事実上日本の素材が市場を独占した状態のためコスト削減と事業の持続可能性に向け新しい素材を作らなければならないという切迫感があった。新素材開発は私たちには生き残りのための選択だった」と話した。