北朝鮮偵察総局所属「直派スパイ」 僧侶を装って韓国で活動
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.25 15:48
北朝鮮から直接南下した「直派スパイ」が検挙されたことが確認された中、このスパイは僧侶を装いながら韓国国内で活動してきたことが分かった。脱北者でなく宗教家に見せかけていたのだ。公安当局や政界などによると、国家情報院と警察は先月、南派スパイ容疑者A(40代)を検挙し、最近、検察に身柄を引き渡した。
Aは韓国をはじめとする海外工作活動任務を総括する北朝鮮人民武力部傘下の偵察総局所属。昨年から今年6月まで国内に滞在し、僧侶を装って活動してきたという。公安当局はAが数年前にも韓国に入国して出国した後、昨年、第3国で「国籍ロンダリング」をして再入国したことが把握された。