起亜車・ポスコの実績は良いが…為替効果がなかったらどうするつもりだったのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.24 10:08
韓国の主な製造企業の4-6月期の実績が相次ぎ公開された。22日現代自動車に続き、23日ポスコ・起亜自動車が実績を発表した。業種により明暗が分かれたが、本業を考えると昨年より大きく実績が改善した企業はあまりない。
23日企業説明会を開いたポスコと起亜自動車は外見上、好実績を記録した。4-6月期の営業利益が1兆686億ウォン(約980憶円)を記録したポスコは8四半期連続で営業利益が1兆ウォンを突破した。起亜車も4-6月期の営業利益(5336億ウォン)が昨年同期より51.3%良くなった。22日発表した現代車の4-6月期の営業利益(1兆2377億ウォン)も7四半期ぶりに1兆ウォンを突破した。
営業利益が増えたというが、具体的にみると安心するのは早いという分析もある。輸出企業の特性上、ウォン安が進めば輸出品の価格が下落して価格競争力は上昇するためだ。4-6月期のウォン相場(平均1ドル=1165.9ウォン)は昨年4-6月期(1078.6ウォン)に比べて8.1%上がった。