マイルドセブン背信の記憶…「日本製品不買運動は25年間不発」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.11 13:09
光復(解放)50周年を迎えた1995年、韓国では日本製品不買運動が全国的に広がった。ソウル鍾路区(チョンノグ)や釜山龍頭山(ヨンドゥサン)公園などで日本のたばこ「マイルドセブン」の火刑式などが行われた。しかし年末まで集計されたマイルドセブンの販売は増えていた。財政経済院が96年1月24日に発表した資料によると、95年度の韓国国内たばこ販売量のうち輸入たばこ のトップはマイルドセブンで、市場シェアは前年度の3.5%から5.7%へと2.2ポイント増えた。
韓国で暮らしながら日本製品不買運動を4回も経験した知韓派の澤田克己・毎日新聞記者にもこのようなエピソードは深い印象を残した。ソウル支局長を務めた後、現在は東京本社で外信部長を務める澤田氏が8日、「韓国の『日本』不買運動、不発の歴史」というコラムを書いた理由だ。コラムは澤田部長個人の記憶に基づいて失敗に終わった韓国の日本製品不買運動の過去を取り上げた。このコラムが韓国にも紹介されると、「あきれる」「韓国を無視する記事だ」などと書き込まれ、反響を呼んだ。