黒田勝弘氏「韓国、日本からの3億ドルのおかげで発展…忘れたのか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.05 15:23
日本が強制徴用賠償判決に対する報復措置として輸出規制を実施したことを受けて韓国内で日本製品の不買運動世論が拡散している中、日本のある極右メディアの元ソウル支局長がすべての責任を韓国に転嫁するような発言をして論争になっている。
5日に放送されたCBSラジオ『キム・ヒョンジョンのニュースショー』に産経新聞特派員として30年以上韓国で過ごした黒田勝弘・元産経新聞ソウル支局長が出演した。黒田氏は、強制徴用被害者に対して日本企業が賠償するよう命じる昨年10月の韓国大法院の判決を取り上げて「個人の補償問題は(1965年の)日韓請求権協定、条約によって解決している。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府の時に補償もした。ところが今になって大法院の判決が下されたから日本企業にお金を出せというのは約束違反というのが日本政府の立場」と話した。黒田氏は「日本企業に賠償するように言うのではなく、韓国政府が国内的に解決してほしい」とも話した。