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韓経:LGエレクトロニクス、東京五輪狙い8K有機ELテレビを日本で発売へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.01 11:43
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LGエレクトロニクスが10~12月期に「海外ブランドの墓場」と呼ばれる日本で8K(解像度7680×4320)有機ELテレビを発売する。2020年の東京五輪が8K画質で生中継されるのを起爆剤として高画質テレビ需要が増える可能性が大きいためだ。日本のプレミアムテレビ市場の主導権をめぐりLGエレクトロニクス、シャープ、ソニー、パナソニックなどが激しく競争するだろうとの見通しが出ている。

30日の電子業界によるとLGエレクトロニクスは8K有機ELテレビを10-12月期に日本市場で発売することにした。日本で販売される有機ELテレビで初めての8K製品になる見通しだ。日本では4K(解像度3840×2160)中心に有機ELテレビ市場が形成されている。

 
日本のテレビ市場で海外ブランドの成功事例は多くない。日本の消費者はソニーなど自国ブランドへの自負心が大きく、品質に対する要求水準が高いためだ。悪条件にもかかわらずLGエレクトロニクスが日本を狙った理由は、東京五輪後に有機ELテレビ市場が大きくなる可能性があるためだ。NHKは昨年末に8K試験放送を世界に先駆けて始めた。東京五輪も8K生中継で送出する計画だ。LG関係者は「8K画質を完全に楽しめるテレビ需要がますます大きくなるだろう」と予想する。

現在8Kテレビが日本にないわけではない。シャープは昨年10-12月期に日本で8Kテレビを6200台出荷した。だがシャープ製品は液晶テレビという点で有機ELテレビを出す予定のLGエレクトロニクスと差がある。2018年基準でテレビ市場で液晶テレビのシェアは販売台数基準で96%に達するほど圧倒的だが、LGエレクトロニクスは有機ELテレビの高級イメージに期待をかけている。

最近の日本の有機ELテレビ市場の成長は急だ。昨年日本市場で有機ELテレビ販売は前年より166%増えた。世界市場の増加率58%より高い。市場調査会社のIHSマーケットによると、日本の有機ELパネル販売台数は今年の28万2000台から2023年には81万台まで増加すると予想される。

LGエレクトロニクス関係者は「日本の消費者の80%が有機ELテレビに対して知っているという調査結果がある。認知度は低くない」と説明した。同関係者は「スカイワースのような中国企業も今後有機ELテレビを販売する予定」とし、関連市場の持続的な成長を予想した。

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