中国外交部、習近平主席の日本「訪問」の代わりにG20「出席」を使った理由は
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.24 07:10
習近平中国国家主席が第14回主要20カ国・地域(G20)首脳会談に出席すると中国外交部が23日、公式発表した。中国官営新華社はこの日、陸慷中国外務省報道官を引用して「習主席が安倍晋三首相から招待されて27日から29日まで日本大阪で開かれる第14回G20首脳会談に出席する」と公式発表した。中国外交部は24日午前9時(現地時間)、習主席のG20出席記者説明会を開くと伝えた。張軍・外交長官補佐、鄒加怡・財政次官、王受文・商務次官、人民銀行の陳雨露・副銀行長が出席してG20出席に関して記者の質問に答える予定だ。
習主席が大阪を訪れるのは2008年胡錦濤前主席以降11年ぶりに行われる中国最高指導者の日本訪問だ。だが、陸慷報道官はこの日習主席がG20会談に「出席」すると発表した。中国が「訪問」という言葉を使わなかった理由はドナルド・トランプ米国大統領と会談を行って貿易戦争や北核、台湾問題の解決法を導き出すことに集中するためと解説される。