韓国海軍が導入希望のF-35B、超音速飛行時にステルスコーティング剥離
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.14 16:27
米国のステルス戦闘機であるF-35ライトニングⅡが続々と配備されている中、致命的な問題点が明らかになった。垂直離着陸が可能なF-35Bと空母用のF-35Cが超音速で飛ぶ場合ステルス性能が低下する可能性が発見されたのだ。F-35Bは韓国海軍が軽空母に搭載することを念頭に置いている機種だ。また、日本がF-35Bの導入を決めた。
米国の軍事専門メディアのディフェンスニュースは12日(現地時間)、米国防総省のF-35開発計画の内部報告書を入手し公開した。報告書によると、F-35Bは高高度での飛行速度がマッハ1.2を超える場合、ステルスコーティングに気泡が生じることがあると記載されている。ステルスコーティングが均一でなく凹凸が生じた場合、容易にはがれるおそれがある。
ステルス戦闘機がレーダー電波を避ける方法は大きく2種類だ。1つはレーダー波にかかるケースが少なくなるように形状を作成する方法と、もう1つはレーダー電波を吸収するレーダー吸収材料(RAM)を機体全体にペンキのように塗装するかタイルのように貼り付ける方法だ。