ゴルフ・相撲歓待が通じた…トランプ氏「貿易交渉、日本の選挙後に」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.27 07:05
26日午前9時7分、千葉県茂原市のゴルフ場「茂原カントリー倶楽部」。令和時代初の国賓、ドナルド・トランプ米大統領がヘリコプターから降りると、先に待っていた安倍晋三首相が近づいて歓迎の挨拶をした。トランプ大統領の赤色の上着と安倍首相の青色のジャケット、白のズボン姿は星条旗を連想させた。「アメリカンスタイル」で朝食を取った両首脳は午前9時44分、摂氏30度を越える「5月の猛暑」の中でゴルフのラウンドを開始した。計画通り全18ホール中16ホールだけを回り、米国産牛肉を使った「ダブルチーズバーガー」で昼食を取った。トランプ大統領が「偉大なパットの名人」と称賛した日本の伝説的プロゴルファー青木功氏(76)も伴ってのことだった。
ラウンドの途中、両首脳は自撮り写真を撮影して「ドナルド&シンゾーのブロマンス」と呼ばれる特有の親密感をアピールした。首脳間の親密度だけをみれば「ロン・ヤス(1980年代ロナルド・レーガン大統領と中曽根康弘首相)時代」を超えたという評価だ。テレビ朝日のカメラには、トランプ大統領がパットに成功するたびに拍手する安倍首相の姿が収められた。ゴルフミーティングは今回が5回目だ。ラウンド後、安倍首相は「暑かったが、美しい緑のなかで本当に気持ちよく楽しくプレーをすることができた」とし「大変リラックスした雰囲気のなかで率直な意見交換もできた」と話した。安倍首相の真心が通じたのか、トランプ大統領はゴルフの後、ツイッターに「(日本との貿易交渉の)大部分は7月の日本の選挙の後まで待つ」と書き込んだ。選挙を控えた安倍首相が困らないように配慮するという意味だ。