韓経:【コラム】韓国経済4-6月期が分水嶺…「もう戦う時間ない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.13 09:44
先週末に緊迫した状態で動いている米中貿易交渉の雰囲気を把握するため知り合いのウォール・ストリート・ジャーナル記者と通話した時だ。気になる事案の返事に先立ち「韓国はなぜそんなに騒々しいのか。米中交渉の参加者がともに国益のため最後の1秒まで額を突き合わせて押し問答する姿を見て何を思うのか」という反問に当惑した。
しばらくぼうっとしてから「これ以上争ってはならない」という思いが頭をかすめた。韓国経済が厳しい。1-3月期の成長率は昨年10-12月期比マイナス0.3%と発表された。米国の成長率統計方式である年率で換算するとマイナス1.2%だ。走っても足りない時に大きく後ずさりしたという意味だ。
4-6月期の成長率は韓国経済の将来にとって分水嶺になるほど重要だ。景気循環局面判断に最も公信力のある全米経済研究所(NBER)は成長率のような四半期指標は2四半期連続の推移で判断する。1-3月期と同じく4-6月期の成長率が振るわなければ内外で各種危機論が本格的に議論されると予想される。