北朝鮮労働者の危険千万なウラジオストクの工事現場…投身自殺も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.29 17:56
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が24~26日(現地時間)に滞在したロシア・ウラジオストクのルースキー島。この島の入り口にある高級マンション建設現場を27日午前に訪れた。北朝鮮労働者が働いている工事現場だと現地の消息筋が教えてくれた場所だ。これに先立ち、25日にも同じ場所を訪れたが、工事は中断されていた状態だった。自身の名前を「ドミトリー」と明らかにした現地人消息筋は「ボス(金正恩委員長)が来たので工事をストップしたようだ」とし「いつもはここで十人余りが朝早くから夕方まで工事を継続している」と話した。
金委員長が専用列車でウラジオストクを離れた翌日の27日午前、ここでは工事が再開されていた。監督らしき中年のロシア人男性が現場をざっと見回した後、北朝鮮労働者のうち現場指揮役と見られる人物に指示を与えて離れる姿も目撃された。