【コラム】プーチンと金正恩の同床異夢=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.26 06:52
昨日行われたプーチン大統領と金正恩(キム・ジョンウン)委員長の露朝首脳会談はおそらく対等な立場では進行されなかっただろう。ロシアが会談に出てきたのは主要国際懸案で疎外されないためだ。ロシアは関心の外に押し出されるのを嫌う。ロシア側が首脳会談をした主な目的は、プーチン大統領が対北朝鮮問題の当事者として見えるような写真を撮るところにある。したがってカメラの前で金委員長と握手をして微笑んだら目的達成だ。
一方、北朝鮮側は望むものが多い。ハノイ米朝首脳会談で拒否された制裁緩和問題に対する支援、経済援助、12月22日(国連安全保障理事会で決めたロシア内の北朝鮮労働者送還期間)以降の北朝鮮労働者滞留問題などだ。このうちどれもロシアには利益にならない。