LGスマートフォン今後韓国では生産しない
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.25 09:05
35年間稼動してきたLGエレクトロニクスの京畿道平沢(キョンギド・ピョンテク)のスマートフォン工場が止まる。業界筋が24日に明らかにしたところによると、LGエレクトロニクスは今後平沢工場でスマートフォンを量産しないことを決めた。収益性改善に向けた生産拠点再配置の一環だ。LGエレクトロニクスは昨年韓国国内で約200万台(市場シェア10~15%)、世界市場で約4000万台の携帯電話を売った。平沢スマートフォン工場の生産台数は現在運営中のベトナム・ハイフォン工場とブラジル・サンパウロ工場で作る。平沢工場は今後スマートフォンの新製品が開発されると、量産の可能性をテストする用途で制限的に稼動する。
LGエレクトロニクスが平沢のスマートフォン工場を海外に移す理由は単純だ。ベトナム賃金委員会によると2019年の最低賃金基準でベトナムの労働者の月給は418万ドン(約2万円)水準だ。2015年に完工したハイフォン工場はスマートフォンのほかLGエレクトロニクスのテレビ、生活家電工場も隣接しており、人材配置や流通・管理などに効率的だ。