韓経:【社説】脱原発・再生可能エネルギー拡大をこんな形で強行するのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.22 10:11
韓国政府が先週明らかにした第3次エネルギー基本計画案がさまざまな側面で非現実的という指摘が出ている。2040年まで再生可能エネルギーの割合を30~35%に高めるということからそうだ。国土が狭く日照量も足りない韓国で再生可能エネルギーの割合を30%以上に高めるのは事実上不可能というのが専門家らの指摘だ。特に政府目標通りに太陽光発電を拡大するにはソウルの面積の半分を超える土地を太陽光パネルで覆わなければならないという計算が出ている。
20年後の電力目標需要を低く設定したのも非現実的だ。電気自動車の普及拡大などで2040年までにエネルギー消費が20%増えると予想されるが需要抑制を通じて2017年水準である1億7180万TOE(石油換算トン)まで低くできるという政府予想はつじつまが合わない。