韓国、セウォル号事故後に海洋事故2倍に増加(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.17 18:03
セウォル号事故の発生から5年が過ぎたが、船舶沈没・衝突・機関故障など海洋事故は毎年増加していることが分かった。昨年発生した海洋事故は統計の作成を始めた2008年以降で最も多かった。
韓国統計庁国家統計ポータルに17日付で公開された「事故類型別海洋事故の現況」によるとセウォル号事件が起こった2014年の海洋事故は1330件だった。しかし、昨年は2671件で4年前の約2倍に増加した。特にセウォル号のように船が沈没した事件も2014年の19件から昨年は38件で2倍に増えた。
人命被害(死亡・行方不明・負傷)はセウォル号事件が起こる前の2008~2013年は200~300人水準だった。しかし、事故後(2015~2018年)は毎年400~500人台に増加した。更に被害が深刻な死亡・行方不明者数は第1仁成(インソン)号ニュージーランド転覆(2010年)、セウォル号沈没(2014年)、ステラデイジー号沈没(2017年)などの大型事故を除けば毎年100~110人ラインが続いている。