クムホグループ、アシアナ航空の売却を決定…負債7兆ウォンが負担
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.16 10:41
クムホ(錦湖)アシアナグループがアシアナ航空を売却する。1988年のソウルオリンピック(五輪)に合わせて第2の民間航空会社としてスタートしてから31年2カ月目だ。アシアナ航空株33.47%を保有する筆頭株主のクムホ産業は15日午前、緊急取締役会を開き、アシアナ航空の売却を決めた。クムホ産業の取締役会は「アシアナ航空の未来の発展と約1万人の役職員の未来のためにアシアナ航空を売却することにした」と明らかにした。
クムホアシアナグループ(以下、クムホグループ)と産業銀行はこの日午前から慌ただしく動いた。取締役会に先立ち朴三求(パク・サムグ)前クムホアシアナグループ会長と朴世昌(パク・セチャン)アシアナIDT社長は李東杰(イ・ドンゴル)産業銀行会長に会い、アシアナ航空の売却意思を伝えた。朴前会長は李会長に「アシアナ航空を売却する」とし「債権団にできる限り協力する。会社をお願いしたい」と伝えた。その後、クムホグループはアシアナ航空の売却を含む修正経営立て直し計画を債権団に提出した。