【中央時評】二つ陣営の物語(2):大韓民国の失踪(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.27 13:50
普遍を追求する時に最も警戒すべき2つのことは両非論と二者択一だ。2つは真理を遮断する最大の障壁となる。客観と中庸が一緒にいく理由だ。
しかし我々は相手陣営の欠陥を攻撃する場合に不法・不義と猛攻しながらも、自分の陣営の同じ欠陥を防御する場合には合法・正義と言い張る行進が5年周期で生中継されながら繰り返されている。結局、反対語までが同義語になり、今では投機と居住、脱税と節税、積弊と慣習、違法と遵法は同じ言葉になってしまった。後に我々の子どもたちは不法と合法、不正と正義の基準をはっきりと体得するかもしれない。それは権力だと。