韓経:【コラム】韓国経済「不動産税・負債発の複合不況」に陥るか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.18 13:05
一戸建て住宅に続き共同住宅に対する公示価格が大幅に引き上げ調整された。家計負債が危険水位を超えた状況で、公示価格の上方修正により総合不動産税、財産税など保有税が上がる場合、不動産価格がさらに下がると予想される。これでは韓国経済が不動産税と負債発の複合不況に陥るのではないかとの懸念が急浮上している。
不動産税と負債発の複合不況とは米シカゴ大学のアービング・フィッシャー教授が主張した「負債デフレ」からさらに踏み込み、高い不動産税と負債負担で国民が使える可処分所得が減り景気低迷が長期化する現象をいう。特定国がこの局面に陥ればアベノミクスのような特段の措置があってこそ抜け出すことができる。