韓経:【社説】「国家戦略が見えない」という観光、韓国政府は覚醒を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.18 10:30
韓国経済新聞の企画記事「勢いよく飛ぶ日本観光、座り込む韓国観光」は「観光韓国」の実状を赤裸々に暴いた。(<韓経3月15日付『韓経:韓国1500万人vs日本3000万人…「観光韓日戦」韓国完敗』および『韓経:中国人の空席は東南アジア観光客が満たしたが…「THAAD報復2年」道のり遠い韓国観光』記事>)「煙突のない工場」という観光産業で停滞状態である韓国とは違い、日本はここ数年間で飛躍的な成長を遂げている。文化・宿泊・交通・食などで前線と後方からの波及効果が大きい観光産業の発展のために官民挙げてもっと考えなければならない状況だ。
昨年日本を訪れた外国人観光客は3119万人で、韓国(1534万人)に比べて2倍も多い。2009年から2014年までは韓国のほうが上回っていたが完全に逆転された。安倍晋三首相が執権した2012年の836万人と比べると日本の成果は驚くばかりだ。専門家は「安倍首相が取りまとめてきた育成政策と規制緩和が収めた成果」と分析している。安倍首相は観光だけを主題とした、全閣僚が参加する「観光立国推進閣僚会議」を毎年2回主宰している。2003年にまとめられた「観光立国行動計画」を継承発展させてきたという評価も受けている。