韓国で1分に33台売れたスイッチ、任天堂の復活導いた(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.20 11:22
3人の子供のパパであるキムさん(41)は毎晩深夜12時を過ぎるとベッドの上にうつ伏せになり、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ、以下スイッチ)をつける。子供達が寝ている合間にゲームをするためだ。最近楽しんでいるゲームは「ディアブロ3」と「ゼルダの伝説:ブレス・オブ・ザ・ワイルド」だ。両方ともキムさんが十数年前の大学生時代にシリーズ前作を楽しんだ思い出のゲームだ。キムさんは「スマートフォン・ゲームはレベルを上げるには多くの時間を費やさなければならず課金を誘導するため興味を失った」とし、「スイッチは子供の頃のアーケード・ゲーム機のように自分がやりたい時にやり、保存して後から続きをやることもできるし、ゲーム自体も難しくないから良い」と話した。
スイッチを入れた任天堂が世界のゲーム市場を揺るがしている。先月31日に任天堂が公開した実績によると2018年末基準でスイッチの累積販売台数は3227万台という集計結果が出た。2017年3月の発売後に1年9カ月間で記録した販売量だ。算術的に計算すれば1分に約33.5台という具合で売れたわけだ。スイッチ用ゲームのソフトウェアは同期間で1億6361万個が売れた。米国市場調査企業NPDグループは「スイッチは昨年北米市場で最も多く販売されたコンシューマであり2015年のソニーのプレーステーション4以降のあらゆるハードウェア・プラットホームの中で最も高い年間売上げを記録した」と明らかにした。