権力機関を改革すると言いながら…植民地時代の「巡査」に言及した文大統領(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.15 18:48
しかし、検察・警察はこの日も捜査権の調整をめぐり異見を呈した。青瓦台は機関別報告と討論の内容を公開しなかったが、文大統領は最後の発言で「争点になった部分から述べたい」として捜査権の調整問題に触れた。関連論議があったということだ。
文大統領は「捜査権の調整と自治警察は、できれば同時に実現されるのが望ましい」として「捜査権調整だけをすれば警察が肥大化して国民が懸念する可能性がある。バランスのためにでも警察の権力のバランスをとる必要がある」と述べた。文大統領は「警察に対する信頼が十分に形成されていると考えていない」として年内試験的に実施することにした自治警察制について「団体長が概して民主党所属であるため、政治的中立を維持する保障装置が必要だ」と話した。