【コラム】アダルトサイト遮断、韓国はまた負けた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.14 07:59
ポータルサイトのコメント欄が海外アダルトサイト遮断問題で騒々しかったが、この1、2日間はかなり静かになった。「我々は答えを見つけ出すだろう。いつもそうだったように」と書かれた映画( 『インターステラー』)のポスターがまた出てきたが、本当に答えを見つけたようだ。迂回接続方法と使用の感想が次々と書き込まれている。政府の高強度政策はその間、「見ようという欲望」の程度が「迂回の煩雑さ」を甘受するほどでない人だけに効果があった。誰かがまたすぐにもっと容易な方法を見つけ出すはずで、その瞬間、政府の努力は徒労となる。この分野でいつもそうだったように。
政府が通信事業者と相談して導入した技術は名付けて「SNI(サーバー・ネーム・インディケーション)フィールド遮断」。専門家らの説明によると、各インターネット利用者がサイトに接続する場合、オンライン上で暗号化された情報を送るが、最初の交信の瞬間に弱点がある。暗号化されていない行先地(接続しようとするところ)情報が一度発送される。インターネット使用者と各サイトの中間にある通信事業者がその情報を活用して有害サイトに向かう道をふさぐのが新しく採用された技術であり、その行先地情報が露出しないようにするのが自称インターステラーネットユーザーが知らせている迂回策だ。