<危機の韓国自動車産業(上)>英議員「規制をなくせばトヨタ・日産工場が集まってきた」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.22 08:55
英国は韓国が経験している産業生産性の「後進」をすでに経験した国だ。第2次世界大戦以降、いわゆる「英国病(British Disease)」と呼ばれる高コスト・低効率産業構造が広まった。当時、英国の経済構造を市場経済中心に改革した人物が1979年から11年間執権したマーガレット・サッチャー英首相だ。この時、クマル・バタカリア英上院(労働委員会)議員(78)は首相諮問委員として産業・技術・労働分野の「サッチャリズム」樹立に参加した。
先月26日(現地時間)に英ウェスト・ミッドランズ州コヴェントリーの執務室で会ったバタカリア議員は英国の改革と韓国自動車産業の突破口について話した。英国政府の「産業再復興プロジェクト」に参加したバタカリア議員は自動車産業の競争力が弱まった原因から語り始めた。▼産業現代化の失敗▼政府中心の規制▼過激な労働組合--の3つだった。