【コラム】韓国政府は女子冬季五輪の英雄の「#MeToo」に応答せよ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.04 12:00
国家代表ショートトラックの沈錫希(シム・ソクヒ)選手がチョ・ジェボム元コーチから未成年者だった満17歳の時から性暴行されたと暴露してから20日余りが過ぎた。しかし、体育界や政府で責任を負う者は依然としていない中で、「体育界#MeToo(ハッシュタグミートゥー)」事件は現在進行形だ。毎日のように政府部署と国会、地方自治体と議会、大韓体育会と社会団体で互いが問題解決者かのように精製されていない対策を出すのに忙しい。体育界の性暴行問題解消のために皆が先に立つというのだから良いことではあるが、話題に便乗して楽に得をしようとしているような感じを受ける。真に混乱している。
沈錫希選手の勇気ある暴露があった翌日、文化体育観光部は緊急会見で加害者処罰の強化、民間主導の特別調査実施、スポーツ倫理センター設立方針を発表した。性暴行の現場が国家代表訓練場という事実のため選手村合宿訓練の改善意志も明らかにした。