【グローバルアイ】約束を守る国・日本、正義が重要な国・韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.04 06:59
昨年10月、福岡で開かれた駅伝マラソン大会では奇怪な場面があった。走っている途中で片方の足を骨折した19歳の女子選手がこれ以上走ることができない状態になったが、中継所までの残り約300メートルを膝で這って完走した。アスファルトの道を四つん這いで血だらけになって這うこの選手の姿は全国に生中継された。
責任感が血だらけの彼女を走らせたとしても、記者の目には引き受けた区間だけは最善を尽くして走るという「約束」を守ろうとしていた無謀な挑戦としか見られなかった。同時に、日本人たちにとって「約束」とは、膝がこのようになっても守らなければならない「恐ろしいこと」ということをぼんやり感じさせた事件でもあった。