「青瓦台、KT&G社長の交代を指示」前企画財政部事務官が暴露
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.31 10:45
前職企画財政部事務官がユーチューブを通じて「青瓦台(チョンワデ、大統領府)がKT&Gの社長を交代するように指示した」と主張した。今年7月まで企画財政部の事務官として勤めていたというシン・ジェミン氏は29日に掲載した12分間の映像で「政府がKT&G社長を交代させようとする文書を入手したという5月MBC(文化放送)報道の情報提供者は私」として「文書は次官にまで報告された」と主張した。報道当時、企画財政部は「実務者がKT&Gに対する動向把握のために作成し、上部には報告されなかった」と釈明してうやむやになった。
シン氏は「青瓦台がKT&G社長の交代を指示した。企画財政部はKT&Gの第2大株主である企業銀行にKT&Gの株主総会で『現社長の再任に反対する』という声を出させた(※企業銀行の大株主は政府)。文書はその過程で作成された」として「だが、外国人株主の反対で社長は交代されなかった」と話した。シン氏はKT&Gが民間企業という点を挙げ、「これは青瓦台がLGやサムスンの社長交代に関与したものと同じだ。そのうえに、企業銀行まで動員した」と主張した。彼は「青瓦台の指示だと私が直接聞いた。さらには当時、KT&Gの社長人事に介入しようとした状況で、民営化した民間企業に対する管理強化方針を模索することを指示されたこともある」と伝えた。次はシン氏がユーチューブで明らかにした主な内容。