【社説】過度な在韓米軍駐留費分担要求には積極的な対応を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.26 13:08
トランプ大統領が米国の同盟国防衛費分担を激しく批判したことは看過できることではない。トランプ大統領は24日、ツイッターで「裕福な国の軍隊に補助金を与えているが、これは米国の納税者を利用するものだ。私はこの問題を解決する」とコメントした。裕福な国がどこかは名指ししなかったが、トランプ大統領が「安保ただ乗り論」のターゲットに韓国を挙げてきた点から韓国が該当するとみられる。特に世界平和のために米国は同盟国を支援すべきだと主張してきたマティス国防長官までが辞任することになり、トランプ大統領を阻止する安全弁までが消えた。
韓米は来年から発効する新しい防衛費分担金協定をめぐり駆け引きをしてきた。韓国は在韓米軍駐留費のおよそ半分の9600億ウォン(約960億円)を負担している。それでも米政府は50%増を、トランプ大統領は倍増を望んでいるという。最近の社会福祉費用の増加などを考えると、かなり厳しい負担となる。