日本に続いて台湾も「脱原発」放棄…アジアで韓国だけが脱原発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.27 09:57
台湾が国民投票を通じて脱原発宣言を撤回した。台湾の脱原発政策だった電気事業法条項(2025年までに全ての原子炉を廃炉にする)の廃止に賛成する意見が59.5%にのぼったためだ。台湾政府は3カ月以内に新たな法案を作って議会に提出することにした。
脱原発「先輩」である台湾をベンチマーキングしてきた韓国政府の立場としては頭の痛い便りだ。「エネルギー転型政策」(台湾)と「エネルギー転換計画」(韓国)は表現が似ていた。原発の全面中断も時点が違うだけで方向性は同じだったが、先んじていた台湾が異なる道に行ってしまった。韓国野党「自由韓国党」の李良洙(イ・ヤンス)院内報道官は「アジア圏で韓国だけが脱原発国家として残ることになった」と論評した。