中国軍用機、韓日防空識別圏を侵犯…今年に入って7回目
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.27 08:16
中国軍用機が26日、韓国防空識別圏(KADIZ)はもちろん日本防空識別圏(JADIZ)にも入り、無断で偵察活動を行った。中国側がこのように韓日両国の防空識別圏を長時間進入したのは今年に入って7回目となる。「チャイナパッシング」を懸念した中国が露骨に存在感を誇示し、周辺国の情報収集に乗り出したとの分析がある。
韓国合同参謀本部によると、中国軍用機はこの日午前11時に済州道(チェジュド)北西からKADIZに進入し、午前11時38分に離於島(イオド)近隣を抜けたあと、JADIZの内側を飛行した。その後、午後12時43分に浦項(ポハン)南東約44マイル(81キロ)上空から再びKADIZに進入した。Y-9系列偵察機とみられる中国軍用機は、北に進路を変えて江陵(カンヌン)東約50マイル(93キロ)上空まで移動した後、午後1時11分に南に旋回して進入経路に沿って飛行した後、午後3時53分にKADIZを最終離脱した。