【コラム】やから集団の正義は正義ではない=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.19 13:26
現代・起亜自動車1次協力企業の労働者は平均4900万ウォン、2次協力企業は3300万ウォン、社内下請け非正規職は2300万ウォンの年俸を受ける。本社正規職は社内下請け非正規職の4倍以上をもらっている。光州型雇用はこうした現代版カースト制度を壊し、みんなに同じ賃金を払おうとする。労組さえ反対しなければ同一労働・同一賃金が一発で実現されるのだ。
韓国の自動車メーカー5社の昨年の平均賃金は9072万ウォンだが、フォルクスワーゲンやトヨタなどグローバル企業の年俸は8400万ウォン前後だ。自動車1台作るのに韓国が平均26.8時間かかるのに対しルノーは16.2時間あればよい。こうした高費用・低効率構造は強硬な労組が毎年ストを通じて会社を圧迫し勝ち取った結果だ。