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武装勢力から解放の日本人ジャーナリストが語った「韓国人」発言の理由

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.26 07:38
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シリア武装勢力に拘束されてから3年4カ月ぶりに解放された日本人ジャーナリストの安田純平さん(44)が7月に公開された映像で自身を韓国人と紹介した理由を明らかにした。

24日(現地時間)に帰国の途についた安田さんは飛行機の中でNHKのインタビューに答え、「(映像で韓国人と話したのは)武装勢力のルールに従って言った」と語った。

 
安田さんは「自分の本名や日本人であることは言うなと要求されていた」とし「他の囚人(監禁被害者)が、釈放された後に『あそこにニュースで出ている人質の日本人がいる』と言われたら、私の監禁場所が世間にばれて(犯行グループが)攻撃されるかもしれないため」と説明した。

また「私の名前はウマルです」と述べたことについても、「拘束中に事情があってイスラム教に改宗しなければならず、そこで自分で『ウマル』というのを選んでいた」とし「彼らが設定したルールに従って言った」と話した。

フリージャーナリストの安田さんは2015年6月にシリアで行方不明になってから3年4カ月ぶりとなる23日に解放された。その間、アルカイダ関連組織「アルヌスラ戦線」は安田さんの姿を映像で4回公開した。安田さんは映像で助けてほしいと訴えた。特に7月に公開された映像では日本語で「私の名前はウマルです。韓国人です」と述べ、注目された。

この日、帰国の飛行機で安田さんは拘束当時の状況を「身体的にも精神的にも地獄だった」とし「今日も帰されないと考えるだけで、日々だんだんと自分をコントロールできなくなった」と振り返った。また「3年間、自分自身、全く前に進んでいないので世の中がどうなっているか分からない。これからどうなるか、どうしていこうか、全く分からず心配だ」と語った。

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