韓経:【社説】CPTPP加入妨げる韓国の「開放アレルギー」、振り払う時になった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.25 08:38
アジア・太平洋11カ国間の包括的及び先進的な環太平洋パートナーシップ協定(CPTPPが来年初めに発効されると予想されるが、韓国は依然として加入の有無を決められずにいる。CPTPPは環太平洋経済連携協定(TPP)を主導した米国がトランプ政権発足で脱退するなど曲折の末に誕生した。だがCPTPPが日本主導で復活したのに続き、米国が再加入を秤にかけ中国も加入を検討中という話が聞こえるなど、再び国際的注目を浴びる雰囲気だ。
米国がTPPを主導する当時、韓国政府は「関心がある」という言葉ばかり繰り返しタイミングを逃している。CPTPPに対しても同じ立場を維持していては世界最大の経済ブロックへの拡張の可能性を見せる多国間自由貿易協定から疎外される懸念が大きい。通商専門家らは「CPTPP加盟国が勢いを伸ばそうとしているいまこそ少しでも有利に交渉できるタイミングという点から加入を急がなければならない」と話す。