韓国政府「北朝鮮制裁解除して非核化促進」 米国と度重なる摩擦(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.17 10:35
北朝鮮制裁をめぐる韓米間の立場の違いは広がるばかりだ。今度は南北が合意した鉄道・道路連結および現代化事業をめぐってだ。
韓国外交部の魯圭悳(ノ・ギュドク)報道官は16日、定例記者会見で「鉄道協力などを含め、南北交流事業は制裁の枠組みを遵守するという原則下で推進されていて、米国などと緊密に協議してきたし、今後も協議を継続していく予定」と述べた。外交部当局者は「この問題についてはすでに数回にわたり、各層で韓米間の協議が行われている」と強調した。
だが、事前に緊密に協議したというわりには、米国務省の反応は冷淡だった。国務省報道官室は15日(現地時間)、南北高官級会談の結果に対する立場を聞かれると、制裁遵守の重要性を強調するコメントを出した。特に、国務省は「国連安全保障理事会の決議によって禁止された分野別製品を含め」とわざわざ強調した。