韓経:【コラム】対日外交、「感情」より「事実」を前面に出すべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.12 10:33
1906年、日帝統監府は京畿道水原(キョンギド・スウォン)に農業試験場を設置した。1910年に韓国を強制的に占領した後には、朝鮮総督府がこの施設を前面に出して「優良品種」米の普及を試みた。熊本県の早神力、山口県の穀良都、栃木県の多摩錦のような単位面積当たりの生産量が多い品種の米を持ち込んだ。
1920年ごろには韓半島(朝鮮半島)でこれらの優良品種が全体の米生産の62%を占めた。そして、1910年代初めに1200万石水準にだった米生産量は1937年には2700万石へと倍以上に増加した。