韓経:【社説】朴大統領訪日など対日外交の正常化に出る時だ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.16 09:42
朴槿恵(パク・クネ)大統領が光復節(解放記念日)の祝辞で「歴史を直視する中で未来指向的な関係を作ろう」という1行の対日メッセージを出した。祝辞で日本関連の言及はこの文章が唯一だ。慰安婦問題に対するほかの直接・間接的な言及もなかった。日本の誤った歴史認識を繰り返し指摘した例年とは明らかに区別される。
遠ざかるだけ遠ざかった韓日関係の修復に対する大統領の悩みと意志が読み取れる。両国外相が先週末に日本の「慰安婦基金10億円」の迅速な拠出に合意したことも同じ脈絡であろう。就任4年になるのに日本を訪問していない朴大統領としては苦悩に満ちた決断だとみなければならないだろう。同時に「親中傾斜論」という評価が出てくるほどだった韓国外交にバランスを取らなければならないという必要性もあるだろう。