韓国コスメブランドのスキンフード、法定管理を申請…韓国ロードショップブランドがなぜ?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.10 10:26
2010年以降、ロードショップは再び全盛期を迎える。韓国のものといえば聞きもせず大量で購入した中国人観光客と担ぎ屋のおかげだ。2010年1兆ウォンだった市場規模は2016年3兆ウォン(上位10位のブランド)へと急成長した。だが、この時、化粧品の内需市場はすでに停滞期に入ったというのが業界の見方だ。BNHコスメティックのクォン・ギヒョン代表は「2010年ごろから赤信号が灯っていたが、突然中国人観光客の需要が爆発することで錯視効果を起こした。韓国で売れた製品のうち30~40%は中国に入る物量だった」として「中国人観光客が減り、実状が明らかになったわけ」と話した。
ブランドと売り場が乱立し、過当競争を行ったのも理由だ。頻繁な割り引きなどで原価体系を崩し、消費者の信頼を失ったわけだ。実際、オープンマーケットなどでは定価の50%で売れる製品が多い。